長崎工業会は、長崎商工会議所造船・機械・工業部会との共催により、長崎県工業技術センターの試験設備や研究事例を知るとともに、ものづくり企業における技術的な課題解決に向けて連携を強化することを目的に、同センターとの意見交換会を開催。当日は、県工業技術センター、本所部会役員、工業会メンバーら合わせて２９人が出席しました。

はじめに、同センターの主な試験設備や産官が連携した共同研究の成果などについて紹介を受け、その後、製造業等の振興に向けて意見を交わしました。

出席者からは、工業技術センターの活用について、「センターに対し敷居を高く感じている企業もあるようだが、我が社は積極的に相談し非常に助かっている」といった声が聞かれる一方で、「直接、センターの職員には企業を訪問してもらい課題を聞いてほしい」といった意見も聞かれました。

同センターの橋本所長は「センターは企業のかかりつけ医のような存在。せひ気軽に相談していただきたい。また、今後、皆さまのニーズをよりキャッチできるよう、それぞれの企業を積極的に訪問したい」と呼びかけていました。

あいさつする橋本所長