長崎商工会議所造船・機械・工業部会との共催により、地元高校生による地場企業見学会となる「“長崎の仕事発見”企業見学バスツアー」を実施しました。この見学会は7月にも実施しており、これまでに述べ約200名の高校生が参加しました。
この事業は、地場の優れた企業をPRし、働く場所としての魅力を理解してもらうことで高校生の県内就職促進と地場企業の人材確保を図るもので、4年前から実施しています。10月10日は、長崎工業高校の情報技術科、17日は機械システム科の学生を対象に実施しました。
情報技術科の1年生40人は長崎市内の企業4社を、また機械システム科の1年生40人も長崎市内などの4社を訪問。各企業の業務内容や経営方針などの説明を受けたほか、職場を見学するなどしました。
このうち、オフィスメーション㈱では、「電脳工房3Dejima」と呼ばれる実験施設を見学。3Dプリンタなど最新の機器について担当者から説明を受けた後、実際に同プリンタで作ったオブジェに触れてみるなど最新技術を目の当たりしました。
参加した生徒からは、「それぞれの企業の特徴や得意分野を知ることができた」「職業選択の視野が広がった」などの感想が聞かれ、今後の進路に向けて参考となる良い機会となりました。
3Dプリンタについて説明を受ける生徒ら