自社での改善活動や生産性向上の取り組み成果を披露する「現場力向上塾成果発表会」を開催、会員企業などから約80人が出席しました。
「現場力向上塾」は、地場企業の人材に必要な生産現場の改善能力を養成し、生産性向上を支援することを目的に平成19年度から継続して実施しています。
12回目となる今回は、会員企業10社から21人の受講生が参加。約7カ月にわたって座学講義と現場演習、自社での改善活動に取り組んできました。
この日行なわれた成果発表会では、受講生一人ひとりが、自社の課題を分析し5Sの推進や作業手順の見直しなどの対策を実践して、取りまとめた結果を報告しました。
発表者のうち最優秀賞には、人員体制の見直しなどにより、ラインの稼働率向上に取り組んだ有田工業㈱の菅原一成氏が輝きました。この他、優秀賞には、日本紙器㈱石垣寛史氏と協和機電工業㈱の大渡孝介氏が選ばれました。
当会では、企業の人材育成事業を今後も継続して行なうこととしています。
取り組みの成果を発表する受講生