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2022.07.01.(金)

県内就職への継続した連携強化を~県内就職等に関する意見交換会~(2022/6/23)

長崎工業会(会長・梶原 正雄)と本所造船・機械・工業部会(部会長・西 亮常議員)は、地元高校・大学との県内就職等に関する意見交換会を開催。学校側からは、長崎工業高校、長崎鶴洋高校、瓊浦高校、長崎明誠高校の4高校と長崎大学が出席。産業界からは製造業・IT企業など23社、行政より長崎県・長崎市など、計45人が出席した。

梶原会長は開会のあいさつで「昨年度は県内高校の県内就職率は過去最高となったが、生徒数は10年前比較で20%超の減少。絶対数が着実に減る中にあっても県内就職率を上げていくことが必要」と継続した取り組みの重要性を述べた。その後、各校から来春卒業予定者の動向や本年度の取り組みについて説明があった後、意見交換が行なわれた。

今回の意見交換では、企業が抱える最近の課題として、就職後の早期離職の問題が挙げられ「コロナ禍の期間で様々なコミュニケーションの場(歓迎会等)を設けることができない状況にある」といった声や「県の離職防止アドバイザー制度を活用して問題点を集約し、課題解決に向けた取り組みを始めた」などの意見が述べられた。

学校側からは「離職の兆候が見えた時点で企業から学校へ相談いただけると対応できる場合もあるかもしれない。また、新入社員へは出身校への定期的な訪問(相談)を提案して欲しい」といった意見が出されるなど、企業と学校との連携強化による対応を確認した。

 

▲「県内就職率向上には産学官の連携が重要」と梶原会長

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