長崎工業会は、来春に会員企業への就職が内定した生徒・学生を対象とした会員企業合同内定式を開催し、会員企業11社24人の内定者等をはじめ77人が参加した。
本事業は、会員企業の内定者の入社意欲の維持・向上を図り、企業関係者および同期入社社員とのコミュニケーションの機会を設けることを目的として、初めて実施したもの。
はじめに、梶原会長が「若さあふれるエネルギーを感じることで、これから各企業が、そしてここ長崎が益々発展していくことを確信しており、一人一人が目標を持ち、ステップアップしてくれることが、企業にとって大きな力となることを忘れないで欲しい」と激励した。
また、来賓の鈴木史朗長崎市長より「入社予定の企業へ新しい風を吹き込み、のちに経験を積まれた皆さんが中心的社員として、活躍されることを期待している」との言葉が贈られた。
さらに、内定者を代表して、県立長崎工業高校建築科3年の酒井一樹さんが「多くの現場で経験を積み、仕事を通じて長崎の発展に貢献していきたい」と決意表明を行なった。
同内定式後は、交流会も行なわれ、参加した内定者からは、「面接の時に聞けなかったことも聞けたのでよかった」「4月から社会人になるという自覚が強くなった」といった声が聞かれた。
▲内定者に向けて激励の言葉をかける梶原会長