長崎工業会と長崎商工会議所造船・機械・工業部会(部会長・内野 榮一郎本所常議員)は、長崎県産業労働部との製造業等振興に関する意見交換会を開催した。
当日は、長崎県からは産業労働部および関係団体、産業界からは県内商工会議所および長崎工業会などから44人が出席した。
はじめに、県の各担当部局より、『地場企業の振興と新産業の創造』『人材の確保・育成』の2つのテーマについて、施策説明を受けた後、意見交換を行なった。
産業界側からは、「造船・プラントに続く長崎県の基幹産業の育成戦略を改めて聞きたい」といった質問が出され、県からは「県内企業が技術を活かすことが可能な航空機・洋上風力発電・半導体関連分野等を次世代基幹産業として育成していきたい」と回答があった。その後、それぞれの市場動向や課題等について、情報交換が行われた。
また、「県内就職促進のために、より効果的な取り組みを推進してほしい」といった意見に対しては、「保護者向けの企業説明会や年齢の近いOBと学生の交流事業などを検討したい」との回答があった。
▲製造業の課題について情報交換をしたいと内野部会長