本会と長崎商工会議所造船・機械・工業部会とは、長崎市への進出(誘致)企業と地元企業との交流事業を開催し、進出企業9社、地元企業31社、長崎市・長崎県産業振興財団など、あわせて合計70人が参加した。
本事業は、進出企業と地元企業が交流を通じて、各企業の事業内容の理解を深めるとともに、新規取引の拡大やビジネスパートナーの開拓につなげることを目的として、初めて実施したもの。
今回は、進出企業を代表して、㈱皆藤製作所、㈱カネミツ、㈱小出製作所の3社が、企業紹介を兼ねたプレゼンテーションを行なった。リチウムイオン電池やコンデンサーなどの製造装置メーカーの㈱皆藤製作所(本社:滋賀県草津市)は、「長崎で地に足を着けて事業を拡大していきたい」と述べ、地元企業との協業についても「造船業等で培われた高い技術を借りたい」と前向きな姿勢を見せた。
また、地元企業を代表して発表を行なった久保工業㈱と中野鉄構㈱の2社も自社の強みを紹介した。その後、参加者による名刺交換の時間が設けられ、積極的な交流が行われた。
▼進出企業と積極的に交流を深める参加者