本会と長崎商工会議所 造船・機械・工業部会は、長崎県産業労働部との製造業等振興に関する意見交換会を開催した。
本事業は地場の製造業等の現状について理解を深め、次年度以降の施策への反映を目的に毎年実施しているもの。長崎県からは産業労働部及び関係団体、産業界からは県内商工会議所及び長崎工業会から計40人が出席。
はじめに、県が実施する人材確保対策について施策説明を受けた後、意見交換を行なった。
意見交換では、産業界から「新産業として洋上風力発電事業に参入しようとしているが、大きな仕事になかなかつながらないのが現状。西海市江島沖における洋上風力発電事業については、県内企業が関われるような仕組みを構築して欲しい」等の要望があった。その他にも外国人材の活用、環境面における従業員満足度の向上等について、相互に情報共有が行われ、活発に意見を交わした。
▼製造業等が直面する課題について意見を交わす参加者